伊勢では「おひなさまめぐりin二見」開催中です

夫婦岩で有名な伊勢二見浦の夫婦岩表参道を中心とする二見浦一帯で、「おひなさまめぐりin二見」が開催されています。
千体大段飾りをはじめ、約六千体の雛人形が展示されているそうです。

ところで、雛人形の由来をみなさんご存知ですか。
ひな祭りの雛人形の由来は、もともと、流し雛の風習にあると言われています。人形(ひとがた)とは、身代わりという意味。
もともとは、出産の際の死亡率が高かった平安時代に命を持っていかれないよう、枕元に身代わりの人形を置く風習があり、その風習が自分の災厄を引き受けてくれた人形を流す「流し雛」へと発展し、さらに、この風習は、室町時代になると、上巳の節句が3月3日に定着し、紙のひなから、宮中で豪華なお雛様を飾り盛大にお祝いをするようになり、それが、武家社会・裕福な家庭や名主の家庭へと広がっていき、今のひな祭りの原型が完成。段飾りが飾られるようになったのは、江戸中期のことで、昭和に入ってから、今のようなひな人形の形になったそうです。

「おひなさまめぐりin二見」は3月8日(日)まで開催されています。

 

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